23日の「若草山」、もうこんな時期になったのか、と
確かに年々、月日の経つのが早く感じられる
一昨年まで、飛火野辺りでの観賞だったが、昨年は春日野園地から見た
確かに、真正面から間近に見る「花火」や「山焼き」は美しかったが、
広場で見る、というのは、用意された「素敵なところ」ですよ、と言われているようで
何となく、今年はまた「飛火野」にしようか、と思っている
起伏のある「飛火野」からだと、位置によっては眼前の樹木が邪魔になったりするが
それが、自然と言うものだ
いつだったか、月がとても綺麗に、花火の華々しさで賑わう夜空の背面に見えたとき
まるで、月までも花火の観賞をしているように感じたものだ
そして、その直後に...雪が舞った
この時の感動は、今でも忘れられない
若草山に打ち上がる花火、そして炎の命、舞う雪...寒さに身体を揺さぶりながら見入っていた
そんな舞台は、あの平坦な春日野園地では味わえないだろう
緩やかな起伏で、しかも目の前に「邪魔」になる樹木などがあっても、
案外その方が、演出された感じを持たなくて観賞できるかもしれない
あるいは、当日の奈良散策で、穴場を探してみるのも、楽しみになってきた
そう言えば、翌週の30日は、佐保山茶論でのバッハ・コンサート、
今月は、明日香に行けないかもしれない