今年の春は、自分らしくない「妙に頑な日々」を過ごした
挫折、立ち直り、また挫折
その波に漂う自分の姿を、しっかりと自覚していた
やがて、その波は収まるだろう...そう信じて
頭から締め出そうともがけば、それだけより一層の力で押さえつけられる
一度登り詰めた「高揚感」を、不意に断ち切られると
また再びそのレベルまで達せられるのが、これほど困難なことだとは...
私には、まだ「万葉歌」に自分を走らせる余力があったことが、幸運だったようだ
そこに没頭することで、ようやく「荒れた波間」を乗り切れたような気がする
明日からは、また平常心で日々を過ごせそうだ