先週までの週末に、少々あちこちと出歩いたので
今回は、ずっとおとなしく...
お陰で、久しく離れていた「歴史」の書物にも触れることができたし、
これが、「万葉集」に肉付けされることを、期待して...
東京で、桜の開花宣言
ニュース番組を見ても、確かに開花を待ち望む人たちの喜ぶ顔、顔...
圧倒される桜並木や、吉野のような桜の山に蹲ると、確かに心も癒されるものだ
しかし、年を取ると、次第にそんな世の中の流れに、意識的に背を向けたくなる
待てよ、これって...いかん、若い頃の「山想い」を期待しているじゃないか、と反省
たとえば、奈良のような気に入ったところなら、何時間でも何キロでも歩くことが出来る
でも、山登りとなれば、話は違ってくる
スキー場のゲレンデでさえ、リフトを使わず、スキー板を担いで登った気力は、
もうすっかり無くなっているのに、想いだけは、まだ微かに残っている
山への未練は、まったくと言っていいほどないが、それでも「雪の山」に...
もう一度立ちたい、そんな想いが、ふと胸を切なくさせる...
「残雪」でも、いいじゃないか、と...