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Channel: 残雪、もとめて
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冬の風の音、雪の音

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今夜は、強烈に寒さを感じる

冬山にいるわけでもないのに、やたらと寒い

かといって、室温を確認すると、16度になっている

それほどでもない

いや、むしろ暖かいくらいだ


今夜のように、寒さを感じさせるのは、やはり「強風」のせいなのだろう

「冬風」と言えば、洒落ているが、私のイメージの中での「冬風」は、

こんな木々を騒がせる「音」ではない

家の近所の神社、その一帯にはこんもりとした雑木林がある

その打ち鳴らす風の音なんて、いかにも「街の風の音」だ


雪が叩きつけるテントのポールにしがみ付いて、テントが吹き飛ばされないように一晩を明かす

稜線で、烈風に吹き飛ばされた雪の無いところに、已む無くテントを身体に巻きつけ、一晩を明かす


そのとき耳にする「風の音」は、親しみを籠めて「冬風」

「吹雪」と言えば、対峙するようで、あまり使いたくなかった

でも...「街」にあって懐かしむ「吹雪」


深夜に、「しんしんと降り積もる雪」という表現がある

外を見なくても、その気配を感じると、そんな表現が出来る


「雪」に対する憧れが、私の中でも、徐々に代わりつつある

このまま今度の土曜日、ピンポイントで奈良を「打ち鳴らせ!」

 


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